傍に居ればほっと一息つける・・・
そんな存在になりたいの
「 大好き 」
「火村せーんせ!」
バーン!とドアを蹴破りもとい開け、バサァーと机の上に大量のレポートを落とす。
「・・・お前は、仕事の邪魔をしに来たのか。」
「違います。元はと言えば先生が私にレポート運べ!って言ったんでしょ。」
「・・・そうだったな。」
うわっ・・・絶対に忘れてたね。
なによーちょっと期待してたのに・・・。
私と火村先生は、実は恋人。ヒミツの関係ってヤツね。
だから、ちょっと期待してた。
わざわざ私にレポート運べって言ったから。ほら?2人っきりになれるわけでしょ?
だから、少なからず期待してたのに黙々と仕事してるし・・・。
「・・・それじゃあ。私帰ります。」
「ちょっと待て。」
ピタっと止まって、でも振り返るのは何か嫌だったから振り返らずに聞く。
「何?」
「、ここにいろ。」
それだけの言葉。まさに自己中心的な言葉なんだけど・・・。
なんだか、私にとって暖かくて・・・くすぐったくて。
「はい。」
素直にソファに座った。
それから、勝手にコーヒーを淹れる。もちろん、火村先生の分も。
「はい、どうぞ。」
「ん。」
私にとって火村先生と一緒に居れるこの時間は、とてもゆったりしたもので。
ほっとするひととき。
私は、先生にとってそんな存在になれているだろうか?
傍に居るだけで、ほっとして安らげる存在に。
私は、まだまだ子供で・・・。
時々そんな自分に苛立ちを感じる時だってある。
私は、先生の重荷ですか?私は、先生の傍に居ていいのですか?
「ばぁーか。」
コツンっと頭を小突かれ、ハッとして前を見ると火村先生の心配そうな顔。
「1人で勝手に悩むな。は、俺の傍にずっと居ればいいんだ。」
ぎゅっと抱き締められて、煙草と優しい火村先生の匂いがした。
「先生・・・」
「なんだ?」
先生の耳元でこっそりと・・・
「
大
好
き
」
END
あとがき
彩香様!!本当に申し訳御座いませんっっ!!!!!!!
かなり大変お待たせしてしまって;;
しかも、全然甘々じゃない・・・
スイマセン!!
お怒りは、ご尤もです。もしこんなヘボ文で宜しければ彩香様のみお持ち帰り下さいませませ!
それでは・・・紫想でしたー。
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