「 Ifシリーズ第一弾・・・もし紹介されてたら! 」































!こっちだよ!こっち!」


私は、嬉しそうに飛び跳ねるに呼ばれそちらへと向かった。


「わかってる。そんなに急がなくてもいいだろう?」


「むーだって、早くのこと景吾に紹介したいんだもん!」


ぷくっと頬を膨らませて言うは、本当に可愛くて・・・。


あー、アレだ。父親の気持ちがよくわかる。


蝶よ花よと育て(てないけど)娘()をどうしてアホ部・・・じゃなくて跡部とかいうぼんくら男に取られなければならないのだ!


?着いたよ?」


頭の中で、葛藤していたらいつの間にか部室に着いたらしい。


この部室には、何度か足を運んだことがある。


それは、の仕事を手伝う為だ。


の仕事とは、マネージャー業のこと。


以外に、高田七海とかいうチャラチャラしたアホ面の女もいるそうだが、まったくもって使えない奴なのだ。


は、コンコンっとノックし軽く声を掛け扉を開けた。


・・・」


「景吾・・・」


うわっ・・・ピンクでお花畑な景色が見える・・・。


その様は、かなり不快である。


私は、今にも抱き合いそうなアホ部・・・じゃなくて跡部に蹴りをいれその雰囲気をぶち壊してやる。


「ぐえっ」とかいう声が聞こえてきたけど、ココはあえて気にしないでおこう。




















この俺様を足蹴りしてきた奴――― は、俺様を無視して俺様のとしゃべっていた。


「・・・お前。俺様を蹴っておきながらなんの挨拶もねぇのかよ・・・アーン?」


うわっ、俺様だって・・・キモイ。あら、ごめんなさい?目障りだったから」


は、きらきらと無駄に輝いた笑顔で俺様に言う。


ていうか・・・


今、コイツキモイっていったよな?キモイって!!!


「二人とも・・・ケンカしちゃ駄目だよ!」


そしたら、が俺のことを(私でしょ?by)心配してそう言ったのだ。


「「ケンカなんかしてない」」


げっ、ハモっちまったじゃねぇか・・・。


「最悪・・・アホ部とハモっちゃった」


「それは、コッチのセリフだ」


「はぁ?」


「んだよアーン?」


俺達の後ろには、龍と虎が見えた・・・らしい。(部員談)




















「にしても・・・どうしてはこんなアホと付き合ってんの?」


「景吾は、アホじゃないもん!」


「じゃあ、百歩譲ってアホじゃないにしろ、どうして?」


は、可愛らしく首を傾げると


「・・・金?」




WHAT?!




「なーんて、冗談だよ〜」


じょ・・・冗談に聞こえなかったんですけど!!!!!!!


「景吾は、とっても優しいんだよ?テニスも上手いしね!」


そう言って、アホ・・・じゃなくて跡部に笑いかける。


あーあ。二人きりの世界ってヤツですか?


これじゃあ、私は邪魔者みたいね。


「はぁ・・・もう付き合ってらんない。二人でどーぞイチャイチャしてなさい」


そう言ってノブへと手を伸ばす。


っ!?」


「末永く、お幸せに・・・」


にやりと笑って部室を後にした。




















「はぁ・・・暇ー」


先輩?」


テニスコートの近くをブラブラしていたら、若が私に向かって走ってきた。


やった、これで暇つぶしできる!


「よし、若!今からデートしよう!」


「えっ?!」


顔を真っ赤にさせて口をぱくぱくさせる。


本当にからかいがいのある子よね〜♪


そんな若に目もくれず、勝手に腕を組んで歩き出す。


私のと付き合ってるんだから、泣かせたら唯じゃ済まないんだから!


「さっ!行くぞっ!」







































END























---あとがき---

ごごごごごめんなさいっ!意味のわからない文で!!!!!

これは、桜色ファンタジスタの桜 紗魚様の長編「四面楚歌」のヒロインちゃんとお友達の夢なのです!
私が、かなり四面楚歌が好きで、書いてもいいか頼んだところ良いとお許しが出たので書きました〜w
紗魚ちゃんありがとうでした!


これは、桜 紗魚様のみお持ち帰りOKです!




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