いつまでも 変わらない

笑顔のまま

ただそばにいるから





『哀しみを乗り越えて』





俺の彼女、 は急に病気になり、入院していた。

そして、昨日『死んだ』。

病死した理由は不明で、葬式も身内だけでひっそりとやるみたいだ。

昨日、俺が帰る時までは、いつもと変わらず元気だったのに・・・。

いつも通りに

「桃ちゃん!!明日も来てねww」

なんて笑いながら言っていたのに・・・。







数日後・・・

俺は、最近テニスをやっていない。

が死んだあの日から・・・。

だからもちろん、レギュラーの座も取られて、部長には、気持ちを切り替えろって怒鳴られた。

それに最近は、越前にもあっていない。

きっと、越前といるとと越前と俺の3人でいた思い出をたくさん思い出して辛くなるから・・・。



そして一週間後・・・

俺は、学校に行かなくなった。

との思い出がたくさん詰まった場所だから・・・。

そして、俺はやっとの墓を見つけた。

その場所は、海に近い高い丘の上だった。

「っ・・・・・・。」

俺は、の墓の前で泣き崩れた。

・・・今行く・・・。」

そして、自分 自ら命を絶とうとした時、ふいにの声がした

『まって・・・桃ちゃん。早まらないで・・・。』

という声が・・・。

「!?!!何処だ!!!!」

俺は、辺りを見わたした。

そして、の墓の前に透けているが現れた。

!!!!俺はどうしたら・・・」

に会えた喜びから自分がなにを言っているのかわからなかったがに今までの事を話すと悲しい顔をしながら

「桃ちゃん聞いて・・・」

と言った。

「桃ちゃん・・・こんなところで止まってていいの?桃ちゃんは、全国大会に行くっていう夢があるんじゃないの?ねぇ・・・忘れられてゆくのは、やっぱり震えるくらい怖いけど、これからは新しいあなたを生きて・・・。そして、やすらぎを見つけたら私の声もう忘れていいから・・・。だけどもし眠れない夜があれば誰よりも思い出して・・・。私は、いつまでも 変わらない 笑顔のまま ただそばにいるから・・・。一番あなたに近いところで・・・。」

は、いっきにしゃべり俺を見た。

・・・。でも俺は、のこと忘れるなんて・・・」

俺が、に言うと困ったような、悲しいような顔をした。

そして、

「桃ちゃん・・・今のままじゃダメなの・・・。だから、私を心の奥にしまいこんで。桃ちゃんのために・・・。私のためにも・・・。」

と言った。

のために・・・?」

に聞くと

「そう・・・。私のために・・・。」

と頷いた。

「でも・・・でも!!忘れられーな忘れられねーよ!!」

俺がに言うとは、涙を流した。

この場に似合わない綺麗な 涙を・・・。

そしての体が少し薄くなった・・・。

「桃ちゃん・・・私、もう少しで行かなきゃ・・・。」

そうは言うと足の先から消えてきた。

「待て!!待ってくれよ!!なぁ・・・。・・・。」

俺は、男なのに・・・の方が何倍も悲しいのに、涙が止まらなかった・・・。

「桃ちゃん・・・。ありがとっ・・・私なんかのために泣いてくれて・・・。私なんかを想ってくれて。・・・だからお願い・・・今のあなたを大事にして・・・。私なんかのために命を絶とうとしないで」

は、そう言い微笑んだ。

「でもっ!?」

俺が言いかけるとの唇が俺の唇に触った・・・。

いや、実際は少し風が当たっただけだった。

「ねぇ!!お願い・・・。最後のお願いなの!!もう・・・時間がないの!!」

そう言い終わるとは、俺の方を真っ直ぐ見た。

「ねっ・・・。私は、いつでも桃ちゃんの側に居る・・・。だから立ち止まらないで・・・。それで全国大会に行って優勝して・・・ね?みんなだって心配してる・・・。だから・・・。」

俺は、そんなを抱き締めの耳もとで

「わかった・・・。でも・・・ずっと側に居てくれ・・・。」

と言った。

は嬉しそうに微笑み頷いた。

そして・・・

「ありがとう・・・。ずっと大好きだよっ」

と言い消えた。

そして残された俺は、の墓に向かって

「サンキュッ・・・。」

と一言 言い残し俺のために・・・のために、歩き出した。

未来に向かって・・・。











END












あとがき
管理人「どーも!!本編暗いんでコッチは、アホで行こうと思います!!」

桃城 「おい・・・。なんで、俺の初ドリが死ネタなんだよ・・・(怒)」

管理人「それは、柴咲 コウさんの『哀しみを許して』を聴いて書きたくなったからさ!!」

桃城 「(激怒)」

管理人「まぁまぁ怒るなよ♪書いてもらっただけありがたいと思ってくださいよ!!それに、当初は別に誰でも良かったわけだし・・・。」

桃城 「(ブチッ)・・・。殺すっきゃねーな。殺すっきゃねーよ。(激怒)」

管理人「(逃げ!!)」

桃城 「チッ逃げられた・・・。おっと!?ホントこんなヘボ文でごめんな!!あっでも、感想くれるとあいつ(管理人)泣いて喜ぶから感想くれよ?じゃあな!!」

管理人「ふー逃げ切れた・・・。おぉ!!そこにいらっしゃる、 ビューティフルワンダホーで素敵な様!!ここまで、お付き合い頂きありがとうございました!!それでは、この辺で!!失礼します!!」

END
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