「 すべすべ 」



















































やっぱり、薬売りさんって色っぽいわよねぇ。


出会った頃から、ずっと思ってたんだけどさ。


特に、あのうなじ。


あそこに手ぇ突っ込んであげたい。


でも、そんな事したら後で何されるか・・・。


うわっ、考えるだけで恐ろしい!


あの猫さんの時より、絶対に恐ろしい事になる!!


駄目だ、駄目だ、駄目だ!


怖いっ!怖すぎる!!


あーっでも〜。












「何を・・・身悶えて るんだ?」


「みっ身悶え?!そんな事ないもん!」


「そうには・・・見えなかった けど な。」


こっこの男は!!


私が耳と薬売りさんの声が苦手なの知ってる癖に!


耳をがばっと手で押さえて守る。


このままでは、完全に薬売りさんの思うがままになってしまう。


「・・・ふう。」


薬売りさんは、息を一つ吐き出すと後ろを向いて何かを始めた。


どうやら、薬の調合をしているらしい。


ちらりと覗き込み、薬草を見ると普通に用いる痺れ薬の様でほっとした。


時々、新しく作った例の薬を試しとかと言って襲われるから。


乙女として、襲われるとか言いたかないけど・・・なれよなれ!


ほっとして、薬売りの後ろでちょこんと座り、ふとうなじを見てみる。


やっぱり、突っ込んでくれって言ってるわよね。


あの着物の開き具合い。


手をわきわきとさせる。


出口には、私の方が断然近い。


直ぐに走って逃げれば良いか!


その後に団子でも買って帰ってこればきっと許してくれる!・・・はず。


よしっ!


私は意気込んで、手をおりゃっと首元と襟首の間に滑り込ませた。


するりと中に入る。


わお、私よりも肌すべすべなんじゃない?って感じだ。


直ぐ様手を出し、逃げようとしたんだけど・・・。


「なんで私は、押し倒されているのでしょうか。」


そう、薬売りさんの顔が直ぐそこ。


鼻と鼻が触れ合う程近い処にある。


・・・誘って いるのか?」


「違っ・・・!?」


違うと言おうとしたのに、それは言葉になる前に深い口付けによって阻まれた。


「ふっ・・・んぁ。」


苦しくなって、薬売りの肩を押すがどれだけ身体が細くても所詮、女と男の力量の差。


びくともしない。


十分、力が抜けきった時にやっと。


それでも、名残惜しそうに口を解放した。


「丁度良い。今、薬が出来たところだ。試すと・・・しようか。」


「ちょっ・・・と・・・っはぁ。」


「今回は、新しく 痺れと同時に快楽がくる様に・・・なっている。」


「嘘っ・・・っでしょ?」























「さぁって・・・ね。」





































  




















腰痛いー!!!!!


今日は・・・ずっとそばで 看病して あげますよ。




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