「 君と出合ったその時から 」







































「誰だ?その女」

露骨に嫌そうな顔をする素敵エロヴォイスの持ち主

「さっき、林の中で見つけたのだ・・・どうやら、自分の家がわからないらしくて」

そう説明する幸村

そんな幸村に一言・・・

「捨てて来い・・・」


―――捨てて来いって・・・私は、捨て犬か猫か!?


「何を言って!こんな所に放って行けないだろう?」

めちゃめちゃいい人オーラ放っちゃってる幸村

「なにを「なんだい?その子w」

三成が口を開いた瞬間、後ろから女の人の声が聞こえた


―――この声って・・・!!


「ねね様・・・」

三成が顔を引きつらせながらその人の名前を呟いた

「かわいいねぇwどこから来たんだい?」

私に向って聞いてくるねね

「(うわっw生ねねだぁー!!可愛すぎ!!)・・・えっと」

「ん?焦らなくてもいいんだよ?ゆっくりでいいからねっ」

そうにっこり笑いながら言うねねを見て、なんだか肩の力が抜けた

「あの・・・わかんないんです。気付いたらココにいて・・・」

そう本当のことを言った

そんなことを言ったせいか、急に冷静になってきた

さっきまで、自分の好きなキャラがいうことで興奮していたが


―――コンナコトハ、現実ニアリエナイ・・・


そう頭の中で考えると涙が出てきた

「っ・・・」

「わかんないのかい?・・・辛い思いをしたんだね・・・」

そうねねは、言うと私をぎゅっと抱きしめてくれた

「心細かったろうねぇ・・・女の子がこんな所に1人で・・・」

子供をあやすように頭を撫ぜて

その行為が、無性に涙腺を緩ませて、涙が止まらなくなった

「ぅっ・・・っ・・・」

「もう大丈夫だからね?私達の城へおいで?」











―――WHAT?










「なにを言っているんです!!ねね様!!」

今まで黙っていた三成が声をあげる

「文句でもあるのかい?」

「ええ!!ありますとも!!素性の知れぬ人間を城にいれるなんて、何をお考えになっているんですか?!」

ねねの一言に、涙が引っ込んだ


―――今なんと?

―――「私達のお城においで」だって?!


「三成は、頭が固いねぇ!!こんな可愛い女の子を放って置けって言うのかい?!」

私を抱きしめたまま、ねねと三成は、言い争いをしていた

そんなことは、今の私の耳には入ってこなかった

ねねのあの言葉がずっと頭の中でリピートしている










「いいねっ!この子は、私が責任を持って世話をするからね!」

私が、ボーとしている間に話しがついたらしい

「それじゃっ・・・帰ろうか!ええっと・・・私としたことが名前聞くの忘れてたよ」

「あっ・・・ です」

ねっw私は、ねね!ねねって呼んでもらって構わないからね」

































何故だかわからない

けど、私は何故かねねに気に入られたようだった



























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あとがきというか、舞台裏

三成&ねね登場☆★

幸村は、2人が言い争いしてる間は、きっとわたわたしてるんですよ

可愛い子だから(えっ)

さん、ねねと絡みまくり!

あれ?三成は・・・?
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