「 君と出合ったその時から 」




































「・・・」

とてとてとて・・・

「・・・」

とてとてとて・・・




「何か用か」

そう言い、振り返る

そこには、今日ねね様が連れて来た女・・・( といったか?)がいた

「あっ・・・あの」

急に俺が止まったから、驚いたのであろう

ビクッとその女は、した

「用がないなら、さっさとねね様の下に戻れ」

そう発し、また歩きだそうとした
 
のに
 




 






―――くんッ










「・・・なんだ」

その女は、俺の裾を引っ張った

「あっ・・・ごめんなさいっ!」

ぱっと手を離す

「ただ・・・石田さん?がどっか行っちゃうから・・・」


―――何を言い出すんだ?


「俺がどこに行こうが勝手だ」

「っ・・・そうだけど・・・私、貴方と仲良くなりたいの!」










―――は?









「だって・・・私のこと信用してないでしょ?」


―――本当になんなんだ・・・この女は・・・


「そりゃ、急に現われて怪しいかもしれないけど・・・けど、信じてほしいの!!」

そう、真剣な目をしながら言う女

「それだけ・・・です。じゃあ・・・」

女は、元来た道を戻ろうとした













「!?・・・あの?」

何故か、俺は、女の腕を掴んでしまった


―――何をしてるんだ?



「・・・すまない」

そう言って腕を放す

何故か、腕を掴んだ

何故だ?

女の悲しそうな笑顔を見たら、なんだか返したくなくなったんだ

「女・・・」

「はい?」

「本当に敵では、ないんだな?」

女の目を見て問う

そして、女は、俺の目を真っ直ぐ見て

「はい」

と言った

その瞳に、曇りはない

「・・・ふん。信じてやらん事もない」

「ほっ・・・本当ですか?!」

女は、心底安心したように笑った

「石田さん!ありがとうございます!!」

「三成だ」

「へっ?」

女は、不思議そうな顔をする

「・・・名前で呼べ」

「えっと・・・三成さん?」

「三成でいい。それに、敬語もいい」

そう言ってやると

「・・・わかったっ」

と言った

「じゃあ、私の事も名前で呼んで?」

「ああ・・・」









といると心が安らぐ

本当に不思議な女だ



































NEXT



























あとがき

うわっ・・・名前がほとんど出てきてない;;


とりあえず、管理人が一番好きな三成と絡ませる(笑)

次は、誰にしよっかなぁ・・・

そういえば、当初のさんの性格と大分変わってます(えっ)

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