「 君と出合ったその時から 」





































「さぁ!動かないで下さいね!!」

楽しそうに、笑う瑠璃ちゃんに私は、内心ヒヤヒヤだった。

鏡の前で、固まる私を余所にルンルンと準備とやらを始める瑠璃ちゃん。

「ねぇ・・・瑠璃ちゃん?何するの?」

恐る恐る聞けば、楽しそうな声。

「大丈夫です!みなさんをあっと言わせましょうね!!」

うふふふふふと笑う瑠璃ちゃんは、何故か少し黒く見えた。

私は、その時理解したのだ。

『この子を敵に回してはいけない』と・・・。










俺は、ねね様に言われ嫌々ながら、を向かえに、廊下を歩いていた。

いつまで経っても、一向に現れないにねね様が痺れを切らせ俺に呼びに行って来いと無理矢理行かせたのだ。

「なんで、俺が・・・。別に俺じゃなくても左近でもいいだろ?!まったくねね様ときたら・・・。」

ぶつぶつと文句を呟いていると、ついにの部屋に着いた。

いざ、来るとどう声を掛けていいのか迷う。

「・・・っ」

どうして、こんなに迷っているのだ?普通に声を掛ければいいじゃないか

?・・・まだか?」

珍しく遠慮がちに声を掛けると細々と少しだけ開く扉。

「どうした?」

「わっ・・・笑わない?」

笑わないかだと?・・・どういうことか?

「フンっそんなもの、見なければわからんな。」

「んなっ?!絶対笑わないなら出てく!!」

「はぁ・・・。笑わんから早く出て来い。」

「っ・・・。」

が恥ずかしそうに、おずおずと出てきた瞬間、俺は息を吸うことも忘れて見入ってしまった。

「変・・・かな?」

恥ずかしそうに小首を傾げる様は、可愛くも美しい。

「いっ行くぞ・・・」

熱を帯びた顔を隠す様に、歩き出す。

「まっ待ってよ!!」

が歩く度に、シャランシャランと心地良い鈴の音がする。

「うきゃっ?!」

その声に吃驚して、後ろを振り向こうとすると背中に重みを感じた。

どうやら、躓いて転んだようだ。

「ごっ・・・ごめん。」

そう言うと、ぱっと背中の重みがなくなった。

「大丈夫か?」

そう言い、の手をとって歩き出す。

「みっ三成?!」

「この方が、転ばないだろ?」

そう言えば、顔を真っ赤にして口をパクパクする

そんなにフッと笑うと、歩みを進めた。

じゃなきゃ、ねね様にこっぴどく怒られるからな。



























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あとがき

久々すぎて、夢小説の書き方を忘れました。(ダメやん!!)
皆様、お久しぶりな更新でスイマセン!!!!
最近、また無双愛が復活してきたので、書いてみました。
三成さんが三成さんじゃない!!(ヲイ)
ごめんなさい。これを機に書き方を思い出せればいいな!!
様、ここまでお読み頂きありがとうございました!!


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