『伝えたい気持ち』



「きゃっ!!」


私はあの階段で落ちた時、恋にも落ちたのだ・・・。

「Ms. ・・・。大丈夫かね?」

怖い怖いと思っていた、スネイプ先生が助けてくれた・・・。

「はいっ///大丈夫です・・・。」

私がそう言うと、頭に手を置いて

「これからは、気を付けたまえ・・・。」

っと言って何所かに行ってしまった・・・。

この時の私・・・。

顔が赤かったんだろーなぁ・・・。


 


 

だから、決心した・・・。

先生に・・・

『バレンタインの日に告白する』

って・・・。


 


 


 

「はァー・・・。」

私は、今日何度目かの溜息を吐いた。

「全然できない・・・。これじゃあ、間に合わないよぉ・・・。」

今私は、先生に渡すためのチョコを作っている・・・。

先生は甘い物が苦手らしいから、チョコの中にお酒の入っ

たのを作っているのだ。

「どうしても、上手く固まらないよー・・・。」

そう、途中まではいいのだ・・・。

ただ、固まらせるときにお酒とチョコが分かれてしまうのだ・・・。

私は、気分転換に校庭に出て行った。

そして私は、一本の大きな木がある所に行った。

ココは、風が心地よく吹いてくる私のお気に入りの場所・・・。

告白も、この木の下でしようと思っている。

「伝わるかな・・・。」

少し不安になった。

年の差だってあるし・・・。

それに一番やっかいなのが・・・

先生と生徒という関係だ。

世間一般的に見て、この関係で交際しようとするのは許しがたいものだと思う。

それに、一番大切なのは先生の気持ちだ。

先生が、私みたいな子供を好きになるはずがない・・・。

「こんな事、考えるの・・・やめよ。」

私は、頭を軽く振りさっきの考えを振り払った。

「大丈夫・・・。伝わる・・・よね?」

私は、そう一言呟くとその場を立ち去った。


 


 


 

「とうとう来てしまった・・・。」

―――2月14日が・・・。

あの後、猛特訓をしてなんとかチョコが完成した。

「はっ!!」

私は、肝心のことを忘れていた。

“あの”スネイプ先生をどう呼び出せばいいのかを・・・。
まず、呼び出すなんてことできないだろう。

―――じゃあ、研究室に行けば・・・。

グリフィンドール生なんかを絶対入れてくれない。

「どうしよう・・・。」

私が困っている時だった。

か?」

という声が後ろから聞こえてきたのだ。

後ろを振り返るとそこには・・・

「ドラコ?」

私の幼馴染兼良き相談相手のドラコ・マルフォイがいたのだ。

「どうしたんだ?そんな所で百面相みたいな顔して・・・。」

「えっ!!そんな顔してたの?!」

私がドラコに聞くと

「ああ。いつも以上に変だったぞ・・・。」

ドラコは、鼻で笑いながら言った。

「わっ笑ったなぁー!!ひっどーい!!」

私が怒ると

「やっといつも通りになったな・・・。」

そうドラコが言ったのだ。

「もしかして・・・。慰めてくれた?」

そう聞くと顔を真っ赤にさせて

「そんなわけないだろ!!・・・それより、なんで悩んでたんだよ。」

と言った。

―――ドラコだったら、わかってくれるかも・・・。

「あのね、実は・・・」

私は、全てドラコに話した。

「はァー・・・ らしいな。しょうがない・・・。僕が呼んでやるよ。」

そう一言いうとドラコは、先生の自室に呼びに行ってくれた。


 


 


 

〜1時間後〜

「・・・来ない。」

あれから大急ぎでチョコを取ってきて新しく買ったワンピースに着替えて『あの』木の下で待っていたのだが、来る気配なし・・・。

「やっぱ、ダメだったのかな?」

そして、帰ろうとした時黒い影が見えた。

「先生??」

「誰だ?我輩を呼び出したのは・・・。」

―――やっぱり先生だ。

「あの!!」

私は、勇気をだして声をかけてみた。

「Ms. か?」

先生は、私の方を不思議そうに見て言った。

「はい・・・。」

「我輩を呼び出すとは、いい度胸しているな?グリフィンドールから「待ってください!!」

私は、先生の声を遮って言った。

「私・・・。先生は、覚えてないかもしれないけど・・・。階段で助けてもらった時に先生の事が好きになりました!!」

と・・・。

そして、先生にチョコを無理やり押し付けて

「それだけ言いたかったんです・・・。ありがとうございました。」

と言い残し走った。

しかし、途中で腕を引っ張られて先生の胸の中へ・・・。

「せっ先生!!」

私が逃げようとしたが

「少しは、静かになれないのかね? ・・・。」

と言われた。

―――今『 』って・・・。

「我輩の心の中を知らないで・・・。言いたい事を言って逃げる気かね?」

私は、スネイプ先生の顔を見た。

「さっきの返事をしていないな・・・。愛している ・・・。」

私は、涙が頬を伝うのがわかった。

「泣くな・・・。 は、笑った顔が一番似合う。」

そして・・・

唇に柔らかい感触・・・

「!?せっ先生!!」

私が驚いて先生を見ると

「セブルスと呼んでくれないか?」

と言った。

「えっ!!その・・・えっと」

そして小さい声で私は言った。

「セブルス」

と・・・。

そしてもう一度・・・

唇を合わせた。

Saint Valentine's Day



 

 

 


あとがき

思いのほか長くなってしまいました;;スネイプ先生が偽者ですし・・・。

というか、気持ち悪い・・・(酷

あぁぁぁぁぁぁぁ・・・(何

誰か、文才を管理人に下さい!!(無理

 

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